2014/03/15

IWG week 16 - 27

IWGウィルダネスガイドスクールの記事、久しぶりのアップになります。年が明けてからというもの、本当に忙しかったです。インターシップ、ガイド試験の準備、スキートリップの準備、ネイチャーノリッジのテストなどなど次から次へと・・・
と、そんなわけで、第16週から26週分をまとめて紹介です。

昨年末は第一回目のインターンシップを、タンペレにある会社、Hiking Travel HITにてやらせてもらいました。仕事の内容は、雪中トレッキングに使うソリの製造。この会社はガイドの仕事の傍ら、このソリやカヌーなどを作っていまして、その工場にて2週間でした。

年が明けて学校に戻ってからはガイド試験となる24時間ツアーの準備そして一週間のスキートリップの準備。

24時間ツアー 
チームビルディングスポーツの火熾し競争
これは実際に商品を自分たちで開発、販売し、購入してくださったお客様をガイドする本番です。そして、このガイド中は2人の試験官が付き添い、サービスの内容とクオリティーを試験として評価されます。
提供したサービスはセイツェミネン国立自然公園内にある木こりのキャビンを利用した一泊二日のツアー。100年林業の手が入っていない森をネイチャーガイドし、チームビルディングスポーツなどのエンターテイメントも提供しました。
古い森を案内しながら、野生動物の話、森のエコサイクルなど様々な自然についての話をし。チームワークを高めるためのゲームとして、ウィルダネスでの基本技術を実践してもらう。お客様も私もとても楽しく過ごせた24時間となりました。
勿論、ガイド経験としてもとても有意義で、試験官からとても多くの評論をもらえたのは嬉しいことです。


夜の木こりのキャビン



スキートリップ
荷物運搬用のソリ。スェーデン軍の木製です。
元々は、もっと学校の近くでこのスキー実習は行われる予定だったのですが、今年フィンランドは本当に雪が無い!そこで仕方が無いので北へ車で11時間ほど移動し、Hossaにて行われました。これだけ車で北上して、やっと60cmほどの積雪。1m強が望みでしたが仕方がありません。





旅の内容はビデオの方を見てもらうとして、ここで紹介したしたいのは今回新しく加えた装備2点。

- ノキアンの長靴

今回の旅で使用した唯一の靴はこの長靴です。Sorelなど色々な冬用ブーツを使って来ましたが、はっきり言ってこの長靴が最高です!
ウール100%の1cm厚インナー、厚い靴底でとても暖かい。また、フォレストスキーのスキーブーツとしてそのまま使える。





- ETシェルター
このシェルターに関しては前回のアップで詳しく紹介していますが、こんかいの旅で実際に使ってテストできました。予想していたとうりの使いやすさ。熱反射も感じられ、大成功!という感じです。







"Hiking Travel HIT"でのインターンシップ

日没後の氷上カフェ.
スキー実習から戻り、休むまもなく第二期の実習に突入です。今回も同じ会社ですが、仕事の内容は全く違う物でした。
タンペレ、ネシ湖の灯台脇で氷上カフェを開いたり、ノルディックスケートのレンタルサービス、そしてスケートトレッキングのガイドなど、タンペレで楽しめるウィンタースポーツを色々と知る良い機会となりました。
また、ガイドアシスタントとしてスケートトレッキングに参加できた事は、プロのガイドの仕事を学べる機会でした。

それにしても氷は奥が深いです。毎日表情が変わり、同じ様な状態でもよく観察するとその構造の違いで丈夫さ大きく変わります。氷の割れ方を取ってみても様々あり、それらの状態から氷の安全性を予測する方法を勉強できたのは大きな収穫です。

スケートトレッキングの様子をビデオに収めることができましたのでリンクしておきます。本当にすばらしい景色を楽しめた日でした。



  





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