それは、フィンランドです。年間一人当たり約12kgを消費するこの国、何かしらにつけてコーヒーが登場します。
一般的なフィンランド人の生活パターンでコーヒーが登場する時間を書き出すとこんな感じ
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9:00 朝食後一仕事した後の休憩で2杯前後
11:00 昼食後に2杯前後
14:00~15:00あたりのお茶の時間に2,3杯
17:00 夕飯後に2杯前後
19:00 夜食サンドイッチと共に2杯前後
実に軽く一日10杯前後は飲みます。これだけコーヒー好きの国民、もちろんアウトドアーでも常にコーヒーが第一選択肢。コーヒーを忘れたアウトドアーなんて考えられないくらいの確率でコーヒー持参です。
そこで、今回紹介したいのはフィンランド流アウトドアーでのコーヒーの楽しみ方!
その1> お手軽レディー・メイド
デイトリップ程度のアウトなら大抵はこの方法。自宅で普通にコーヒーを淹れ、それを保温ボトルに密閉しバックパックへ。
少し長めの散歩やベリー摘み、キノコ狩りなどの時はとても便利。ボトルを開ければ熱々のコーヒーが手軽に楽しめるわけです。
その2>クラシック・ランバージヤック・スタイル
昔ながらの、マウンテンマン方式です。ヤカンに水とコーヒーを入れ沸かす方法で、手間はかかるものの、淹れたての美味しいコーヒーを楽しむことが出来ます。
以上!
ぇえっ?ドリップとかインスタントは?
無いです。まずアウトドアー用のコーヒーグッズなる物はあまりお目にかからないし、多分使うことを考える人も少ないかと・・・
そしてインスタントですが、アレはフィンランドではコーヒーとして受け入れられてません。普通に販売されてはいますが、不味いし高いしで、好んで買う人はあまりいません。
クラシック・ランバージヤック・スタイルのヤカンで淹れるコーヒーに話を戻します。
この方法、簡単に言ってしまえば「煮だしコーヒー」なわけですが、実はこの淹れ方がコーヒー豆の味全てを味わうのに適しているそうです。何しろヤカンで煮出して上澄みをそのまま飲むので、フィルターなどに豆の油分などが取られてしまわないためだとか・・・
ではやり方をビデオで。
ビデオではカップを使ってますが、ヤカンの方が上手にはいります。
使う豆は粗挽き、普通の挽き方でもOKですが、あまり粉の様だと上手く行かないです。あと、豆の沈め方は、ポットを叩く方法と、冷たい水を少し注ぐ方法があります。
アウトドアで一味違ったコーヒーを楽しみたい方は挑戦してみてください。