だいぶ長いこと更新無しが続いてしまいましたが、それもこれも、このロシア旅行の準備に大忙しだったためです。
IWGではカリキュラム終了までに一週間以上のトレッキング・キャンプがあるのですが、それらの計画は全て受講生が建てます。そこで、私は今回のロシアの旅の計画グループの一員として8月から計画に追われていたわけです。
実際にどんなことを計画するのか?と言いますと、全てです。実際に行動した時に起こりうること全てを計画し、「これは想定していなかった!!」という事態が起こらないようにするのが仕事・・・はい、不可能です、でも出来る限りの事を計画しきります。
内容としては>
食料計画書 |
・リスク計算
・許可証、旅券などの手配
・行程予定
・日替わりガイドの計画(これは後ほど詳しく書きます)
・装備計画
・食料計画
等々、リストはまだまだ続きます・・・
なぜこんな面倒なことをわざわざやるのか?プロガイドになった時に必要だからです。たぶんこれ全部を毎回行うことはないと思いますが、知っているといないでは計画の立て方が全く変わってきますので重要になります。
で、勿論どのように計画を立てて行けば良いかは授業の一環として勉強するわけですが。そのなかで予想以上に便利で感動したのが「食料計算の方法」。単純で重要、誰もが必要とする計画なのに、多くの人は感で食料を計画する。
方法は簡単。自分のトレッキング中の消費カロリーを計算し、その消費を補えるような食事メニューを考えるだけ。ただそれだけなのですが、マニュアルで計算するとすごーく面倒くさい。そこで、食材とそのカロリー/100gを入力すれば自動で必要量と推定パック重量、そして買い物リストを書き出してくれる表を作ってみました。
これは、作って正解!重さとカロリー見ながら食材をアーダこーだ入れ替えれば2週間分のメニューがあっという間に出来てしまいます。
All food I have took for the trip. each item is laveled |
それでも、反省点はあります。飽きないメニューではあったのですが、楽しさが少々不足でした。唯一メニュー外で持っていった味噌汁、少々重さにはなりましたが、つかれきった時の心へのエネルギーとして大活躍。やはり美味い物、食べたい物、は完全には切らないほうが良いようです。
次回の旅にはぜひ追加したい物>
・バター(味のバリエーション強化とカロリー用)
・生姜(味のバリエーション強化用)
・塩気の強い行動食(塩分補給用)
・ご飯メニューを増やす(一番お腹と心が癒されますw)
・乾燥肉、野菜を増やす(メニューのバリエーション強化用)
もし興味のある人用に今回の食料リスト挙げておきます。
Total (g) | Shopping list |
720 | インスタントポリッジ |
180 | ミュスリ |
735 | クッキー・クラッカー |
800 | 板チョコ |
880 | ナッツ・ミックス |
1312 | Expedition meal |
672 | インスタン・トカップスープ |
500 | 糒 |
350 | 乾燥肉 |
650 | インスタントパスタミックス |
200 | 味噌 |
0 件のコメント:
コメントを投稿