2015/08/15

変り種、コレクター向けプーッコ


変り種、コレクター向けプーッコになりますが面白いかなぁと思いますので紹介です。

ポヒヤンマースタイルのプーッコです。



カウハバスタイルのシースにレウクスタイルのブレードと変な組み合わせです。

全くカテゴリが違う様に見えるこの2本、実は同じカテゴリのプーッコです。



???と思いますか?

←この写真を見ていただければ納得かと思いますが、実はこの2本、ミニ・プーッコと呼ばれるカテゴリの物です。





ミニ・プーッコ、その名の通りミニチュアサイズのプーッコで大体マッチ棒位の大きさです。で、このミニ・プーッコ、面白いことに結構歴史があり、古い物が時々出てきて、良い物はコレクターの間で中々の値で取引されます。

で、何故こんな小さなプーッコにコレクターの人気が集まるか?
先ず、この大きさですがその作り方は手抜き無しで、通常サイズを作る時と同じ作り方をするからです。
これはどうやら、昔カウハバ辺りの鍛冶屋が、面白半分の腕自慢に作ったのが始まりらしい・・・と言うのが説で、古い物を見るとその造りの精巧さには感激します。
そして理由2は『腕自慢』に作った物なので数がとても少ない!1本か2本作って「どうだ!!」と自慢したらおしまいなのでその後は作らないわけです。
これだけでもコレクターを熱くさせる理由になるのですが、これに加えて、これらのプーッコには通常銘が打たれていない。これが『面白半分』の部分らしく、出来から誰の仕事か当ててみろ!と言う事らしいです。

そうなればコレクターは勿論アーデモナイこうでもないと推測し合うわけです。粋ですねぇ、昔のプーッコ鍛治w

これらのプーッコの見所ですが
・その小ささ
・精巧さ
・作者当てクイズw
の3点となります。

 

ちなみに今回写真に写っている物ですが、ポヒヤンマースタイルの物は私の作。真面目に鍛造でベベル出しまで打って作ってますし、まともに切れます。
レウクスタイルの方はあのラウリ・ブレードのLauri(ラウリ)作です。レウクスタイルの物はお土産用量産ミニ・プーッコなのでかなりの量が出回ってます。

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