2011/04/26

復活祭・プカラでトレッキング

先週末、金曜から月曜までフィンランドは復活祭の連休でした。金、土、日は家の庭仕事が溜まっていたのでそれにかかりっきり、でも月曜日は天気も良かったので、犬3頭連れて1日トレッキングです。場所はオリベシのプカラ・レクリエーションフォレスト。フィンランドには国立公園と、レクリエーションフォレスト、ハンティングフォレストそしてプライベートフォレストの4種類あり、どれも自由にトレッキングや、キャンプを楽しめるようになっています。
違いは、
国立公園>ルートが整備されている。歩くの簡単。立ち入り禁止エリアがある。焚き火OK、薪用意されてる。狩猟はダメ。
レクリエーションフォレスト>ルートは有るがあまり整備されていない。歩きにくい。焚き火OK、薪用意されてる。狩猟はダメ。
ハンティングフォレスト>狩猟用の森なのでトレッキングは自己責任で・・・危険です!
プライベートフォレスト>ルート無し。焚き火はだめ(キャンプストーブはOK)。狩猟は所有者の許可があればOK。
となってます。
今回はレクリエーションフォレスト、ルートは有るけど案内は適当なので地図とコンパス使えないとちょっと危険です!また、ルートもあまり整ってません、特に冬と春先は雪、氷、水に阻まれ迂回しないと先進めない場所が多いです。
まっだ氷のしっかり残る湖に沿って歩き始め。

そして森の中へ。

たっぷりの雪解け水が小川となって森の木々の間を流れてます。
雪もたっぷり。やはり、国立公園とは違って利用者も少ないようです。


先行者無し、足跡も古いものばかり。新しい足跡は獣のもの。
詳しくは無いのだけど狸???

暖かくなったのでカエルもひょっこり、、、でも外界はまだ少し寒くて固まってます。


フィンランドのトレッキングコースにはお決まりのラーブ+焚き火場。
 このような施設があちらこちらに用意されています。もちろんこのラーブで寝泊りOKですよ!

 焚き火用の薪もどっさり!
でも無駄使いはしないように!


お昼は定番のソーセージ、そしてコーヒー。

ブッシュクラフト的には、ここまで用意された焚き火場ではちょっと物足りないのだけど・・・ でも焚き火が出来れば文句は無いです。


食事後はサンサント降り注ぐ春の太陽を浴び一休み。

時々吹く、湖からの清々しい風がまた気持ちよいです。

火の始末をし、次の人のための薪を割り終えたらまた歩き始め。
 シンヌにとっては初めての春。すべてが新しく、春のにおいは特に興味深々。

帰路の途中面白い物を森の真ん中で見つけた。


馬が引くソリ。その昔、切った木はこれを使って森から運び出していたのだ。しかし何でこんな所に???

こんな感じで、楽しい一日を過ごしました・・・

と終わりたい所なのだが、最後の1kmは参った!ルートが完全に水没

地図とコンパスを頼りに、藪を漕ぎながら何とか迂回はしたものの、駐車場手前10mの所で完全に立ち往生。
湖と川の水が増水していて、渉る橋が水の中・・・・

渉れない、はっきりいって無理

ラッキーなことに、冬倒れたばかりの新鮮な木があったので、ノコギリで動かせる大きさに切る。川幅の狭い場所探して、即席の橋完成!!可愛そうだけど、犬には泳いでもらいました・・・

しかしノコギリだけでも持って来ていて良かった。次からは斧も持ち歩くことにします。

2 件のコメント:

  1. Lovely scenery; nice log camp.

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  2. Thanks for the comment even the post was in Japanese.
    Yes, it was really beautiful place. Those kinds of camping convenience are often available in Finnish recreational forests and national parks and free to use.
    Some time feels little too convenient, but gives every one a chance to enjoy the nature.

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