一番基本になるブッシュクラフトキット。これをベースに必要な物を追加していくと良いと思います。
だだし、ベースキットを組む際に一つ考えてもらいたいのが『優先順位』。これがわかっていると、必要でないものを用意したり、荷物が増えすぎたりとかいう事がなくなります。
そして、優先順位を考えるときに役に立つのがサバイバル3の法則!
3の法則とはサバイバル状況下での優先順位を決める時に使う法則で、
>呼吸できない状態で3分生きられる。
>給水無しで3日生きられる
>食事なしで3週間生きられる
という意味。私の場合は気候の厳しい地域に住んでいるので、これに『シェルター無し3時間』を加えます。
では、この法則を使ってベースキットを組んでみます。
3分>これは道具だけではでどうにかなるものではないですが、救急救命処置の訓練が出来ている人はそれに見合ったファーストエイドキットを用意します。
3時間>服装は第一のシェルターですので服装を考えます。
基本的には長袖長ズボン。これに季節や天気に合わせて雨具、防寒着などを追加します。
雨具にポンチョを選択すると、タープとして使うことも出来るのでお勧め。また、手の保護と簡易防寒のために軍手などの手袋はお勧めです。
3日>水筒+水、そして火とお湯を沸かす物。これで水は確保できます。サバイバルキットに殺菌浄水剤や、除菌ポンプなどを入れて持っているのも効果的です。
3週間>救急セット+サバイバルキットの一部として、簡単な非常食、簡易釣具などを入れておくと良いでしょう。また、確実に火を熾すことが出来る物も入れておきます。
そして、これらの装備を補って必要な行動をするために、持っていると便利な物として、
手ぬぐい/バンダナ/風呂敷>これらは色々な使い道があるのでお勧め。
紐>これが在ると無いのでは出来ることの範囲が大きく変わってきます。10mほど在れば十分だと思います。
ナイフ>意外と優先度が低いのがナイフです。しかしナイフは万能ツールですので、持っていると作業効率が大きく変わります。
バッグ>必要なものをすべて詰め込むことが出来るバッグはやはり必要ですね。これが無いと機動性が非常に悪くなります。
次回は『救急セット+サバイバルキット=エマージェンシー・キット』紹介してみたいと思います。
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