2011/12/22

メリークリスマス! Hyvää joulua!

さてさて、もうすぐクリスマスですね。多分このアップがクリスマス前最後のものになるかな? ブッシュクラフトなクリスマスねたを考えていたのだけど、24、25日を待たないと結果の撮影が出来ないので、それはクリスマス後にアップ。

今回はブッシュクラフトと鍛冶から離れてフィンランドの生活について少し紹介。
フィンランドのクリスマスは日本の正月のようなもの、忘年会、年末大掃除、仕事納め、三が日、大量な料理とその買出し・・・すべを24日までに終わらせるように大慌て。

一昔前の様に『女は家の切り盛り、男は外で糧を得る』という生活ならこれもこなせるのだろうが、夫婦共働きで会社と家の仕事が山積みではとても手が足りない。私もまだ大掃除の目処すらついていない。それでも買出しと、妻へのクリスマスプレゼントは何とか購入。会社の仕事もやっと底が見えてきたかな??


クリスマスパーティー(Pikkujoulu)
これは日本の忘年会にあたるもので、会社、友人、クラブなど集まり、クリスマス前に行う行事。基本的には、記憶がなくなるまでひたすら飲む無礼講+セクハラOKのパーティー。次の日に無断欠勤も目をつぶってもらえる。が、しかしその後人間関係に亀裂が入ることもしばしば・・・


年末大掃除
クリスマス前に行う大掃除で、まあやることは日本と同じ。重いカーペットや、マットレスを外に干し、埃り叩きをするのは夫の仕事。


仕事納め
たぶんフィンランド人が1年のなかで一番仕事をする時。ほとんどのお店も夜9時まで、週末も営業(通常は7時か8時、日曜(店によっては土曜も)は定休)。


大量な料理とその買出し+プレゼント
御節の様にクリスマスは大量の作り置き料理3日分を作ります。内容は豚太ももの丸焼きハム、数種類の魚料理。根菜類のオーブン料理。もちろんスーパーはゴッタガエシ。品切れになることも普通。そして問題のクリスマスプレゼント。何を買うかが問題なのではなく、どれだけ買うかの方が問題。というのも、一人1個買えばよいわけではなく、3~5個ほど買う必要がある。だから家族分買うと・・・計算できますね、年末調整で税金戻ってきて懐ホクホクのはずが-50度まで一気に下がります。


そしてクリスマスの三日間
24、25、26がクリスマスの三日間になります。人口の殆どは実家に帰り、家族とともに家に篭ります。ですのでこの三日間は街中から人が消えてしまったかの様に静かです。営業しているのは一部のガソリンスタンドくらい。営業中の明かりが見えたときはもう、砂漠の真ん中のオアシスを見つけた気分。だから、『クリスマスはどこかでロマンチックな食事を・・・』なんてことは誰もやりません。だって、どこも開いてないもん!
こんな感じでクリスマス開けは、何事も無かったかの用に仕事に戻るわけです。もちろん頭は年が変わるまで休みぼけですが・・・・

それでは皆様も良いクリスマスでありますように!

Hyvää Joulua!
(ヒュヴァー・ヨウルア)

0 件のコメント:

コメントを投稿