津波の影響で、原発が危ない状態になっているようです。
フィンランドでもこのニュースは大きく取り上げられました。チェルノブイリの事故の経験から、原発関連の事故はとても注目度が高く、私も同僚などから『日本の原発は大丈夫なのか?』と災害報道の直後から聞かれ、『日本のは地震なんかの災害を見越して建造しているから大丈夫でしょう!』などと答えていましたが、やはり危険な状態の様です。
放射尿漏れのニュースがこちらで報道されたとたんに、タンペレ中の薬局からヨード錠剤が売りきれるという状態。フィンランド人のこの敏感さが本当は正常なのかもしれません。
ところでなぜヨード錠剤かというと、ヨードは放射能と結合しやすいのです。また、体内に取り込まれたヨードは、殆ど吸収されず排出されます。これを利用して、体内に入った放射能は早々にヨードと結合し、ヨードと共に排出されるわけです。
その昔、ロシアの原子力潜水艦では船員に赤ワインを配っていたようです。赤ワインにも、ヨードと同じ様に放射能の影響を軽減する作用があるということらしいです。
被災地の皆様、大変かとは思いますが、がんばってください。
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