面白かったといえばこれ、ケルト・バイキング系のウォーダガー。
なんとなく日本の短刀か懐刀に似ています。ちなみに、真鍮の飾りの付いた鞘は、同じ形式の物が、古い儀礼用プーッコにも使われてます。
そして、伝統的なプーッコといえば、サーミプーッコ。中でもこの作者、Lares-Erik Maesja さんの作品は有名で、毎回とても感心させられます。
柄と鞘にトナカイの角を使って、彫刻等一本で装飾を施す技術はすごいです。同じやり方で、根付を作ったことがありますが、シンプルな模様で仕上げるだけで12時間ほどかかったのを覚えてます。いったいこのナイフは何日かかったのでしょうね!
同じサーミプーッコで人目を引いていたのはJano Knivesの作品。
これでもつくりは大きい物とまったく同じ。もちろんちゃんと切れる刃が付いてます。
この中で最も注目されてたのが三本組みプーッコ
これはね、美しかった。 なんかこう、サーミのシャーマンが腰に下げていそうな感じの美しさ。
個人的にはアート系のナイフはあまり好きではない。でもね、こういう実用性をを損なわずに飾りをつけ、実用-鑑賞にたえるナイフは好き。
トナカイの柄も、手に握るとしっとりと吸い付く感じで、とても良いし。そのうち手に入れたい一本かな。もちろん使うこと前提で・・
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