ブランケットバックパックと、手に入れたばかりのハンモックの使用感確認をついでに。
タンペレ市の中心から車で約20分、もうすでに森のど真ん中のような場所まで入り、そこから徒歩。
野生のラズベリーのヤブを掻き分けて進み、更に森の奥へ・・・
近場での簡単キャンプなので、予定の場所へは30分ほどの行程。あっという間に到着です。
この場所は、ビルギタンポルクというタンペレのはずれにあるレジャー・フォレストの一部なので、キャンプ地の施設は至れり尽くせり。薪、火床はもちろん、寝泊りできる簡易小屋(Laavu)や、湖には桟橋まで付いてたりします。
荷物を降ろすなり一泳ぎ。フィンランドの夏のキャンプ、トレッキングにはぜひ水着を持参してください。歩いて汗をかいた後に飛び込む湖は最高に気持ちよいです!
一泳ぎしてさっぱりしたら、早速夕飯の準備に取り掛かります。タンペレ出発が18時頃だったので、お腹はかなりペコペコ。
焚き火は湖に飛び込む前に点けておいたので、ちょうど良い火加減になっています。
各自、それぞれの夕飯の食材を取り出して過熱開始!
定番のソーセージは最近食べ飽きていたので、今回はインスタントで簡単に済ませます。
スウェーデン飯盒の横のソーセージはハンガリー人の友人。かなりフィンランド式を身に着けてますね!伸縮式のソセージを焼く串を持参してます。
そして、あのメキシコ人の友人の食事はといいますと・・・・
↓↓↓これ↓↓↓↓
600gの牛ひき肉 のみ!?
いや、本当にこれだけ。しかもパックから出してそのまま丸焼き。
もう何も言う事ありません、ベアさんなみのワイルドさです。
そして犬も食事中。
そうそう、今回は犬と一緒にキャンプです。そして実は、犬と森の中でキャンプするのは、今回が初めてなのです。
で、食事も終わると少しずつ暗くなり始めます。
後はマッタリと、焚き火のを囲んで酒を飲みつつ世間話・・・
なのですが、湖上に陣取っている鵜がワァギョーン・ワァギョーンとひっきりなしに鳴くのですよ。
はじめは珍しがって耳を傾けていた物の、あまりに鳴きつつけるので、もううるさい!!!
としか思えなくなる。そして何かに興奮してァギョッ・ァギョッ・ァギョッ・・・・・
野鳥に腹立てても始まらないのでがんばって聞こえぬふり。
白夜の真夜中でこんな感じ
私はハンモックへ潜り込み。
中々寝心地は良かったです。ただ、タープが小さすぎ。ハンモックに乗ると背中とお尻の部分がタープの下方へ出てしまう。これでは風が直撃でスースー、朝方4時に寒くて目覚める事に・・・
マーそれでも何とか寝れて、あさ6時半頃起床。
朝もやが湖面を滑って行く光景は何度見ても美しいです。
朝食前にコーヒー一杯いれ、朝日が昇るのを待つ。友人二人はまだ簡易小屋Laavuで熟睡中。
そうそう、朝食にバノックを作ったので作り方を紹介!
まずは、ビリカンや飯盒の中にバターを薄く塗り、軽く粉(バノックミックスでOK)を回します。
バノックミックスへ水適量を少しずつ加えて(耳たぶくらいの硬さに)よくこねます。袋の中で混ぜると便利!
こねあがったら丸くまとめて袋を閉じ、5分から10分ほど寝かします。イーストではなくベーキングパウダーを使っているので、寒くてもOK!
寝かし終わったら、軽く切れ目を入れて(入れなくても良い)飯盒の中へ。
後は蓋して遠火で焼くだけ。
待っている間に荷物をまとめたり、ブルベリーなどを摘みに行けばよいでしょう。20分程で焼きあがります。
初めて飯盒でやったため、焼き具合が掴みにくく激しく焦がしてしまいました・・・
バノックが出来たら、今度はブルーベリーソース。分量は適当、たっぷりバターと、砂糖、ブランデー、ブルーベリーを混ぜて過熱するだけ。
まずはバターとブルーべリーを火にかけながら、砂糖適量を加えて混ぜます。
ブルベリーが崩れ始めた所で、ブランデーを少々加え、アルコールを飛ばします。そう、あの、フライパンから火がボッ と出るのをやるわけです。
出来立てのバノックを手で割って、ブルベリーソースと合わせれば完成!
表面はかなり焦げてますが、中はふわふわホクホクです。
いつもの事ながら、友人たちはこれが完成するのに合わせた様に起き出してきます。
『良いにおいがしてくるからさ~』
ということですが・・・
俺は朝食係じゃぁないんだぞ!
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